合気について その9 呼吸その2

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呼吸に関して、少し気づいたことがあるので独り言していきます。

間違っているかもしれないので、参考程度にどうぞ。

スケゾウ

スケゾウ

最近、呼吸について気づいたことがあるんだよね。

そうなんだ。それで何に気づいたの?

お助

お助

スケゾウ

スケゾウ

視点を少し変えたら、呼吸も重要だってことに気づいたんだよね。

前はそれほど重要じゃないって言ってたもんね。

お助

お助

スケゾウ

スケゾウ

基本は変わってないんだけど、身体を連結させるには重要だって思ったよ。

では行きます。

合気での呼吸

呼吸を再定義する

最初に呼吸を再定義したいと思います。

呼吸を合わせるとか、息が合うとか言いますよね。

音楽なんかでも、呼吸を合わせるって言います。

呼吸を単純に、息を吸って吐くと定義してしまうと合気での呼吸ではなくなってしまいます。

“息が合う”と言いますが、合気での呼吸はこれに近いと思います。

一般的な呼吸

一般的には、息を吸って吐くことが呼吸が定義だと思います。

合気でこの呼吸を使うと、きっかけ作りにはいいと思いますが

実際に合気をかけるには、動きが大きくなってしまうためあまり良くない

というのが僕の考えです。

この点は、前回書いた通りで考えは変わっていません。

合気での呼吸

では合気での呼吸とは?

このように定義できるかと。

一般的な呼吸=外部の動きに現れてしまう呼吸

合気的な呼吸=外部の動きに現れない呼吸

身体の内部で行い、外から見ても分からないのが合気の呼吸と言えます。

透明な力の中で

私の合気はそとからいくらみても分からない。内部の働きで相手の力を抜いてしまい、形にはあらわれないからね、

透明な力 63ページ

と佐川先生がおっしゃっているので、内部の働きに連動させて形に現れないようにすれば

呼吸を有効に使えるのではと思います。

呼吸で身体内部を連結させる

僕なりの理解を書くとこうなります。

合気で重要視する呼吸は、自分の身体内部を連結させるためのもの。

身体の内部の息を合わせることとなります。

相手もいるので、相手の内部とも息を合わせる感じです。

身体の内部を呼吸させる感覚は、イマイチ分かりにくいかと思いますが

こう理解すれば良いかなと思います。

前に話した“毛穴での呼吸”も関係します。

  • 毛穴の呼吸を意識する
  • 手先と肘
  • 肘から肩
  • 肩から腰
  • 腰から足

という感じで、それぞれ身体の内部が呼吸し合って連結していくイメージで理解をすると分かり易いかと思います。

身体を一本に繋ぐ

透明な力の中に、身体を一本に繋ぐ、一本になって出る

という表現があります。

この“一本になって出る”ために、身体の内部を呼吸によって連結させる

ということは、かなり有効だと思います。

別の言い方だとをすると

毛穴の呼吸が全身を巡って、連結していく。

内部が連結していくと、お互い引き合ったり離れ合ったりする。

この何となく呼吸っぽいものを呼吸と定義すれば、

合気には呼吸力が必要だとなります。

まとめ

身体内部を呼吸により連結させることが

透明な力に書かれている

皮膚の下の筋肉を動かす

外から見ても分からない=内部の働き

に繋がって行くのだと思います。

合気探求の道は続きます

sukezo

sukezo

豊かな人生ををテーマに、情報発信していきます。
ギター歴30年以上、ヘタレなバイク好きです。

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