寒い冬がやってきました。
バイク乗りの皆さん!バイク乗ってますか?
寒さの問題さえ解決できれば、冬はバイクに一番いい季節だと思います。
僕は試行錯誤の結果、電熱ジャケットを着ることで寒さ問題は解決できました。
以前の記事はこちら。
よろしければ参考にどうぞ。
今回は電熱ジャケットコントローラーの自作について書いていきます。
多少電気の知識があって、配線なんかが出来る人なら自作可能です(だと思います。)
では行きます。
制作は自己責任でお願いします。
目次
電熱ジャケットの制御方法
電熱ジャケットはPWM(Pulse Width Modulation)という制御方法が採用されています。
そうでない電熱ジャケットもあるかもしれませんが、大多数の電熱ジャケットはこの制御方式です。
クリスマスのLEDなんかを点滅させているあれです。
簡単に言うとON,OFFを超高速で繰り返すものです。
こんなイメージです。
ずっとONだと100%, ONが半分だと50%,ONが1/5だと20%となります。
回路(実配線図)
バッテリーのプラスからPWMコントローラーにヒューズを挟んで接続。ヒューズは一応安全のため。
配線図の右上は消費電力がどうなるかのメモです。エンジンかかっててオルタネーターが正常だと
大体14Vなので7Aのヒューズだと14×7=118W。仕様通りの12Vで計算すると12Vx7Aで84W。
僕のクランのジャケットは消費電力50.4WとなっているのでMAXでも使用できる計算となります。
5Aぐらいでも計算上問題ないです。あとでグローブなんかも接続する予定があると5Aだと足りなくなります。
PWMですが
低電圧 超小型 PWMコントローラ DC5V-16V 10A
このあたりが良いかと思います。電熱ジャケットには十分の仕様です。僕は5Aタイプを使いましたが
今はサイズがほぼ同じで10Aのものが出ていました。
配線について
配線はバッテリーから直取りで良いです。
リレーの配線が出来る方は、バッテリーと電熱ジャケットの間にリレーを挟んで
アクセサリーONで通電するようにするのも良いです。
僕はリレーかませています。でも最初はバッテリー直でした。
バイク降りたら、コード外してしまうのでリレー挟まなくても特に問題は無いです。
電線は0.75SQ以上が良いです。理由はクランのジャケットに付属していたケーブルが0.75SQの2芯でした。
なので0.75SQ以上で問題ないと判断しています。余裕を持たれたい方は1.25SQでも良いと思います。
105℃耐熱の電線だと安心です。
コントローラーの位置
これはずいぶん悩んで、バイクを乗り換えた際に取り付け位置を配線から見直しました。
現在はハンドル回りにコントローラーを配置しています。
以前はタンク回りにベルクロで固定していましたが、
調整しにくいし、視線の移動が多くなって危険なので
ハンドル回りにしてあります。
非常に操作性が良くお勧めです。
バッテリー⇒カウルの内側を通してリレーへ⇒ハンドル近辺でコントローラーに接続⇒カウルの内側を通ってシート付近へ
と言う感じです。
バイクによって配線の取り回しは変わってきますが、
コントローラーがハンドルに来るように配線してください。
参考までに僕の場合はここです。LEDを付けているので
ボリュームつまみを右に回すとLEDが強く点灯して、温度が上がります。
このドクロボリュームつまみは、ここで購入できます。(宣伝になってしまってすみません。僕の店です。。。)
お勧めの電熱ジャケット
僕は今は無きKLANの電熱ジャケットを使っています。
まだまだ使えるので、あと2~3年はお世話になりそうです。
もし今壊れたら迷わずWarm&Safeのジャケットを買います。
それには理由があります。
何とコントローラーがワイヤレス仕様になっています。
つまり好きな場所にコントローラーを設置できます。
Warm&Safe ウォームアンドセーフ 【Warm&Safe:ウォーム&セーフ】ゼラノッツ・ヒーテッド・ジャケット サイズ:L
問い合わせにも素早く答えてくれます。
まとめ
冬は寒いので、バイクを冬眠させる方もいます。
でも冬こそバイク乗りにとっては一番良い季節だと思います。
路面凍結時は家でおとなしくするのが賢明ですが。。。
ただ寒いだけなら、電熱ジャケットとハクキンカイロで武装して
走りに行きましょう!
では安全運転で豊かなバイクライフを!!