ギターは独学で大丈夫 その3 コードを覚える

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ギターのコードを覚えるときには、何を注意すればいいか。何から学べばいいのかを具体的に説明します。

実際に弾きたいフレーズをいくつか覚えて、弾けるようになってくると気づくことがあります。

それは、

コードって実は重要な気がする。

そうなんです、フレーズはコードの一部を押さえてることが多いんです。

という訳で、楽しくコードを覚えましょう。

コードを覚える  AとEから

AとEから始めましょう。

最初からコードありきで、ギターを始めてしまうと当然押さえられないので、ギター弾くのが嫌になってしまいます。

最初に何曲か、好きなフレーズが弾けるようになると、コードが必要だと分かります。

必要になってから、覚えた方が身に付きます。

コードってなに?

コードを覚えた方いいかなと気が付いたけど、コードってなに?

コード=和音です。

例えばCというコードはドミソを一緒に鳴らしたものです。

それだけ?

そうです。それだけです。曲によってはドミだけとかドソだけを押さえる時もあります。

コードは何個あるの?

答えはたくさんです(笑)。

というか正確に言うと解釈次第で無限にあります。

良く使うものだけで、CDEFGABのメジャーで7個。

そのマイナーで7個。セブンスが普通のと、マイナーがそれぞれあって7×2=14個。

これだけで28個です。

覚えられるの?

大丈夫です。28個あっても押さえ方は4通りだけです。

最初に覚える押さえ方

最初はAとEを覚えるのがいいです。

これには理由があります。

この指の形を平行移動するだけで、他のコードになるからです。

左A,右E

一般的なAとEのコードフォームです。

Aの根音(ルート)は5弦開放。

Eの根音(ルート9は6弦開放。

この形のまま平行移動すると、他のコードも押さえられます。

強敵セーハー Fの壁

Fコードで挫折してしまった。。。

という話をよく耳にすることがありますよね?

でもコードから始めて、ギター弾くのが楽しくないと挫折してしまいますが、”好きな曲の一部を弾けるようになる”から始めると、それほど苦労せず(多少は苦労します)、Fの壁を乗り越えられます。

セーハーというのは1本の指で、複数弦を押さえることです。Fだと6,2,1弦の3本を同時に押さえるのが難しいです。

コツはいくつかあって

  • フレットの近くを押さえる
  • 指の腹で包む感じで押さえる
  • ガチガチにならずに優しく押さえる

といった感じです。

最初は1弦がミュートされてしまったりしますが、そのうち出来るようになるので、多少音が出なくても気にしなくていいです。

Fの壁の先

コード編なので、コードの話ばっかですが、普段は”好きなフレーズを弾けるようにする”をメインで練習してください。

Fのセーハーばっかりやっても楽しくないので。

Fなんて、ある日突然できるようになります。

心配無用です。

Fの壁の先に平行移動だけで7倍のコードが押さえられるようになります。

理屈はこうです。

Fというコードは開放弦を人差し指で押さえたEの形だから。

となります。分かります?

僕は独学だったので、自分でこれに気づいた時は、霧が晴れた感じでした。

絵で描くとこうです。

Fのコードフォーム

Eの形をは開放弦をセーハーしている。

Fの形は1フレットをセーハーしていることになる。このまま平行移動すればコードチェンジできる。

Eを人差し指を使わずに押さえると、分かりやすいです。

Aのフォームでも同じことが言えます。

マイナーやセブンスでも同じです。

コードは、好きなフレーズが弾けるようになってからでいいです。

正しい弾き方とか、コードありきとかって何?って感じですよね?

そんなとこからギターを始めても、楽しくなくて挫折するだけです。

でも、コードが出来ると初めて弾く曲でも、そこそこ弾けてしまいます。

だからと言って、一番最初に重要視して取り組む課題ではないです。

平行移動をマスターすると、これを応用して量産型ザクとか量産型ジムではないギター弾きへ近づけますよ。

目指せシャアザク!!

弾ける曲でなく、弾けるフレーズを増やして楽しいギター生活を送りましょう。

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