合気について4 合気道に合気はあるのか?

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合気を経験すると、合気道の技の数々は、合気が無いと成り立たないことが分かってきます。どんなことなのか僕が感じていることを説明したいと思います。これは僕が個人的にそう感じているだけなので、そんなもんかと読んでもらえばいいです。

合気=力の無力化の定義から少し進んでみようかと思います。

3年ほど前から、合気=力の無力化をヒントに取り組んでいます。僕の師匠の合気あげも当時と比べかなり変わっています。

どう変わったのか?

何がどう変わったのか?と興味を持たれると思います。どう変わったのかと言うと、全く力感がなくなっています。合気あげを例に出すと、押さえ込もうが、軽く触ろうが関係なく気付いたら立ち上がってしまう。という感じです。

上げられたと言うより、何故か勝手に立ち上がってしまったと言うのが正しい表現かと思います。

どう違うのか?

他の仲間たちの標準的な合気あげは、身体の中の変化が自分で感じられます。あっ来た来た、腰が浮いてきた、上がったという感じです。身体の内部が引っ張られて上がってしまうという感じです。師匠の他数名の方の合気あげは、あれ?って感じで、気付いたら立ち上がってしまい、抵抗することが出来ないです。

このあたりは実際に体験してもらうまでは、信じてもらえないと思います。全く力が入らなくなってしまいます。その後は、下げられ転がされ身体の自由が奪われます。攻撃も封じられてしまいます。そしてさらに、自分で手を離してしまえばいいのに、くっ付いて離れなくなります。こうなったらもう何も出来ないので、されるがままです。

信じられないと思いますが、嘘も誇張もなく事実です。

合気道ではどうか?

このように合気がかかってた状態が分かると、合気道の技は合気がないと本来相手に効かないということが分かってきます。合気道に後ろ取りという、背後から両手首を掴んでもらい、それから次の技に展開させる型があります。後ろどり一教とか腕抑えとか、まぁ何でもいいです。合気道では持たれた両腕を上にあげて相手を崩して技をかけます。普通に考えると、ありえない技です。でも合気がかかるとホントに技になります。これは他の色々な技にも同じことが言えます。小手返し、四方投げも本来合気で崩してかける技であって、一般的な合気道には、その形が残っているだけです。

ただ僕は合気道を否定している訳ではありません。合気道は合気の形が残っているだけで、合気は受け継がれていないのでは?と思っています。中には合気が使える指導者もいるでしょうが、合気に興味を持って、合気道の道場でそれを学ぼうとしても9割以上は型のダンスをするだけで、合気=力の無力化を経験することは残念ながら難しいというのが現時点での感覚です。

合気探求の道は続きます。

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